一歩踏み出すGlobal Citizen
普通科・アカデミア科
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こんにちは、GC教育部です♪
紫野高校の2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の様子をお伝えします!
前回の授業では「私」や「誰か」の不自由さの本質を明確にするための手法として『3Dインタビュー』の練習をしました。3Dインタビューは、相手から問題や課題を聞き取る際に、レゴブロックを使って「可視化」を効果的にし、相手の課題を的確かつ短時間で把握するものです。
今回は、生徒一人ひとりが「私が解決したい不自由さ」を考え、それについて3Dインタビューを通じて深掘りをしていきます。
授業では、「不自由さ」について考える補助線として、『誰かの不自由さ100事例』が配付され、その中から自分自身が共感できるテーマを選択する生徒、自分で考えてきた事例を選択する生徒など、生徒一人ひとりが探究していきたいと思うテーマを選びました!
テーマについて調査をした後、インタビュー本番をむかえ、それぞれが自分が選択した『不自由さ』について理解を深めていきます。
「知り合いのお母さんが子どもを保育園に入れることができず復職できないことで困っていた。」
「自分自身のことになるけれど、学校や部活が忙しくて、コンビニ食やジャンクフードが多くなりがちで、健康に不安がある。」
「自分の弟が、最近買い与えられたスマホでゲームアプリに夢中になっていて、まったく勉強しなくなり、親が心配している。」
など、生徒たちは当事者意識を持ち、課題設定をすることができていました!
次回は、その不自由さを抱えている人は、具体的にどのような生活をしているのか、どのような想いを持っているのか、どのような価値観を大切にしているのかなどを『ペルソナシート』を活用して明確にし、その上でその不自由さを解決するために、どのようなアプリの機能があれば良いのかについて考えていきます。「私や誰かの不自由さの本質を明確にしよう!」の単元の最終回です、お楽しみに!