世界をつなぐ越境者
~Beyond the hill today, Beyond yourself tomorrow~
普通科(進学型単位制)
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11月21日(土)京都リサーチパークで行われた、京都洛南ライオンズクラブ主催の「第13回 Joint S&E Forum」に本校1年次生12名が参加しました。高等学校コンソーシアム京都との連携事業であるこの催しは、高校生と起業家や経営者とが「人生、未来、いきいき語ろう」を主題に「発表・談話」等行い、お互いを啓発し合う取り組みです。
まず第1部では、京都府立や京都市立の高等学校9校と中学校1校が各校の特色ある取り組みについてプレゼンテーションを行い、起業家や経営者の方々から講評を頂きました。本校からの12名の参加者のうち代表して6名が、来年3月にオープンする英語村「HELLO Village」についてプレゼンテーションを行いました。会場の皆さんにも答えてもらうクイズなどを交えながら、日本語と英語を織り交ぜてHELLO Villageの魅力とともに、コミュニケーションの重要性について伝えました。
その中で、本校生徒がプレゼンテーションの最後に話した一部を引用します。
「英語を習得することは私たちの未来に選択肢を増やしてくれるかもしれません。自転車に乗れれば、歩くよりも速く遠くへ行け、泳ぐことができれば今まで知ることのなかった海の中の世界を見ることが出来るように、英語は私たちの目となり、足となってくれます。・・(中略)・・明日からは今までの自分から一歩を踏み出して、たった1分でもいい、海外の方と話してみてほしいと思います。話した分、世界に触れられた気になるはずです。伝統の街、京都の高校生が少しの時間でも世界と繋がれる、これはとても素晴らしいことだと思いませんか?こうしたことの積み重ねこそが、私たちと憧れの世界とを繋げていくのではないでしょうか。」
ライオンズクラブの方の講評では、「プレゼンテーションの方法の工夫や内容から、英語村の雰囲気が伝わってきた。自分たちが英語村にどのように関わっていくか、英語というツールをどのようにコミュニケーションに生かしていくか、がしっかり話されていた。」とのお言葉をいただきました。また、来場者からは、「コミュニケーションを大切にしているからこそできる、工夫された発表でした。」とのお言葉も頂きました。英語村を知ってほしいという思い、また日吉ケ丘と世界をコミュニケーションでつないでいきたい、という気持ちも伝わったようです。
第2部では起業家や経営者の皆さんとテーブルを共にし、昼食を取りながら、「仕事」、「5年後・10年後の世界」、「国際社会」等について、楽しく語らいました。最後に高等学校コンソーシアム京都事務局長の小林様から、「高校生は名刺を持っていないが、交流が名刺代わりになる。そして、今の自分が未来の自分に繋がって行く。今後も出会いを大切にしてほしい。」と、今日の出会いとコミュニケーションの大切さを再度確認させられる貴重なメッセージを頂きました。
参加した12名は、他校の発表を聞いたり起業家や経営者の皆さんと話したりすることで、普段関わることのない方々と交流できて感銘を受けた、また是非参加したいと嬉しそうに話していました。今日の経験をもとに、ますます世界を受信し、そして世界に発信し続けられるよう、多くの人との出会いを大切にし、コミュニケーションを取り、更なる一歩を踏み出してくれることと期待します。
写真(上) 発表の様子
写真(中) 質疑応答
写真(下) ランチタイムの交流