世界をつなぐ越境者
~Beyond the hill today, Beyond yourself tomorrow~
普通科(進学型単位制)
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ホームページ掲載が遅くなりましたが、先月のSGH報告会の記事です。(学年次は昨年度のもの)
3月28日(火)に、平成28年度京都市立日吉ケ丘高等学校スーパーグローバルハイスクール(SGH)のアソシエイト校としての報告会を実施しました。
2年次生の一瀬実怜さんと、澤井苑代さんによる司会で報告会は始まりました。最初に山本校長からの挨拶と太山教頭からのSGH取組の概要説明がありましたが、その後はすべて生徒主体の報告・発表で日本語、英語を取り交えながらの報告会となりました。
最初のHELLO Village(本校英語村)の活動紹介はすべて英語で、司会を兼ねた一瀬さんと澤井さんの見事な掛け合いで、聴衆も巻き込みながら生き生きと行ってくれました。その後、「総合的な活動の時間」(アクティブゼミ、グローバルゼミ、キャリアゼミ)の概要発表があり、続いて各ゼミで今年後取り組んだテーマをいくつかのグループでプレゼンしました。さらに、British Hills語学研修報告、東京フィールドワーク研修報告等の平成28年度初めての取組企画報告がありました。各報告の中で、生徒たちが、英語を使いながら、そして世界を考えながら、さらに、自分たちにできることは何かと真剣に考えた様子がよく分かりました。
報告会の最後に本校のSGH運営指導委員の三重県総合博物館館長、大野照文様、京都外国語大学教授、ジェフ・バーグランド様、実践女子大学特任教授、深澤晶久様、堀場製作所理事、野崎治子様よりご講評をいただきました。また、キャリアゼミの発表に対しては、外部連携機関としてご協力いただいた東山区役所の鷲頭雅浩区長様、三洋化成工業株式会社総務本部地域社会部部長、松本明弘様より表彰していただきました。
初めての報告会で至らぬ点も多かったと思いますが、生徒たちは主体的にそして協働的に物事を進めていくという経験から大きなものを得たのではないかと思います。平成28年度のSGHの取組テーマは、「英語村をプラットフォームにしたファシリテーション型リーダーの育成」でした。29年度以降は、28年度の取組をさらに発展させ、「英語村をプラットフォームに世界をつなぐファシリテーター育成」を目標に教育活動を推進していきます。生徒の皆さんには、今後ますますグローバル化や多様化が進む世界の中で活躍していくための基盤となる力をここ日吉ケ丘高校でしっかりと身に付けていってほしいと思います。