世界をつなぐ越境者
~Beyond the hill today, Beyond yourself tomorrow~
普通科(進学型単位制)
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8月20日・21日の2日間、本校2年次生10名が東京フィールドワークに参加しました。本企画は、今年度本校がSGHアソシエイト校に指定されたことにより、京都市教育委員会から支援をいただき実現しました。SGHアソシエイト校としての課題研究テーマの一つである「2020東京オリンピック・パラリンピック」に、自分たちがどのように関わっていけるかを考えることが今回の目的です。
初日は、駒沢公園内東京オリンピックメモリアルギャラリーを見学し、前回の東京オリンピックでの偉業を確認し、その舞台となった場所を訪れ、当時の様子を知ることによって次に向けて何をすべきかを考えました。また、翌日の午前中には、上野にあるオリンピックライブサイトを訪れ、野外ステージに設けられたリオオリンピックライブビューイングを観戦しました。
午後には、本校学術顧問でもある、実践女子大学の深澤晶久教授が大学生・高校生合同ワークショップを開催してくださり、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて自分たちが貢献できること、実現させたいことを議論しました。東京・神奈川の3つの高校と本校の生徒がグループに分かれ、実践女子大学の学生の指揮のもと、自由な発想で意見を出し合い、最後にそれらをまとめたプレゼンテーションを行いました。参加した生徒たちは、休み時間も忘れるほど熱心に意見を交換し、4年後に活かせる、さまざまな提案をしていました。細やかな心配りをし、ファシリテイターとして個々の良さを引き出しながら全体を上手くまとめてくださった実践女子大学の学生の姿を見て、これからの成長に必要な多くのことを学んだことと思います。
ワークショップ後の懇親会では、各高校が持ち寄った和菓子を食べながら、笑い声、歓声、そして関東と関西の言葉が聞こえ、場所や学校等さまざまな違いを越えて、楽しく有意義な交流ができたことと思います。今回経験したこと、考えたことが未来の日本を作っていきます。この2日間で学んだことをもとに、更に考えを深めて欲しいと願っています。2020年東京オリンピック・パラリンピックは、さまざまな人々と触れ合い、それぞれの国の良さを発信する絶好の場となります。それに積極的に関わる第一歩となったのではないでしょうか。深澤晶久様、実践女子大学の皆様、本当にありがとうございました。
写真(上) 東京オリンピックメモリアルギャラリーにて
写真(中) 実践女子大学ワークショップの様子
写真(下) 実践女子大学ワークショップの参加者