
「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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78期ヨーロッパ研修旅行の6日目、16日の様子の報告が入りました。
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11月16日
天気: 曇り
気温: ウィーン 最高12度 最低7度
◆ウィーン市内見学
今日の朝も曇っていて、滞在中はずっとこんな感じでした。バスに乗り込んで、ベルヴェデーレ宮殿に向かいながら、初日に訪れたシェーンブルン宮殿の時のように真っ白な霧だったらどうしようと話していました。
到着する頃にはこの旅で初めて太陽が少し顔を出そうとしていて、周りもいつもより明るく感じることができました。
ベルヴェデーレ宮殿はバロック建築の代表する建物で、中は美術品が展示されていました。
クリムトの代表作「接吻」「ユディット」など、色んな画家の作品を鑑賞しました。ガイドさんの作品の特徴や背景などの説明を聞きながら見ると、深く作品を捉えることができ、とても勉強になりました。
庭園に出て散策したり、昨日班別研修を行ったウィーン中心部が遠くに見えていて、写真におさめたりしていました。お庭を歩いている人たちもいました。
その後は、少し移動をしてウィーン中央墓地へ。
ウィーン中央墓地には自分たちが普段演奏している作曲家が埋葬されている場所です。
ウィーンで活躍した、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、シュトラウス親子などのお墓を見学しました。みんな思い入れのある作曲家の眠る場所に行き、感慨深い様子でした。
ここで、2日間ウィーン滞在を共にした、昨年度に約半年間78期生と一緒に勉強をしていた生徒とお別れ。一緒に過ごすことができて嬉しかったです。また、夏には日本で行く予定なので、また会いましょうとスピーチをしてくれました。
来年の夏にはお互いが成長した姿を見せられるように頑張りましょう。
その後、ウィーン国際空港へ。
ヨーロッパでの生活に名残惜しい人がたくさんいて、またぜひ来たいとか住んでみたいという声もたくさんあがっていました。
写真や映像で見たことはあっても、実際その場所の空気を感じて色々なものを見学することで、これまでとはもの捉え方が変わったのではないでしょうか。また、演奏だけでなく、団体行動の大切さ等多くのことをこの1週間で学んだことと思います。今後の学校生活でも大いに生かして欲しいと思います。


