「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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本日7月11日(金)まで午後は保護者懇談週間となっていて、懇談のない生徒は午後から様々な活動をしています。いつも通りレッスン室を借りて練習している人も多いですが、今日はたまたまホールをのぞくと、生徒たちだけで定期演奏会の曲を練習していました。指揮専攻の生徒が指揮台に立って午前中の練習のおさらいをしながら、少しでも良くなるようにみんな集まって練習していました。
その後、職員室前に戻ってくると、先生に何かいろいろと聞いている2人に出会いました。彼らは演奏委員のメンバーでした。演奏委員は年3回の演奏会(公開実技試験、オーケストラ定期演奏会、卒業演奏会)のスタッフで、1年2年の各8名の生徒たちで構成されています。進行表や役割マニュアルなども自分たちで作りあげます(教員に確認してもらうことはするようですが)。2年が引っ張り、1年に伝えていく形で代々引き継がれているようです。演奏会が滞りなく実施できるのは演奏委員がしっかりと動いてくれるからに他なりません。裏方と呼ばれる動きは大概表には出てきませんが、その働きがあってこそ演奏者はステージで存分にパフォーマンスを発揮できるのだと思います。
その後、ふと1階のオープンスペースを見ると、大きな段ボールを横において、何やら作業をしている2人がいました。聞くと、本番用の楽譜を製本しているとのこと。本人たちは「残業だぁ…」と言っていましたが、こうやっていろいろな人が陰で動いてくれることで演奏会は支えられていることがよくわかる一コマでした。
本番まであと1週間。みんな頑張ってください。