「人とつながる音楽家」を目指して
音楽科
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5月26日(月)は、視唱試験の中の「コールユーブンゲン」の試験が行われました。
コールユーブンゲンは、ドイツ語で「合唱練習書」の意味ですが、通常ドイツの音楽家、フランツ・ヴュルナーが1876年に刊行した『ミュンヘン音楽学校の合唱曲練習書』を指します。昔から日本ではよくつかわれている練習書で、大学入試でも利用されています。
試験のやり方は、まず一度全員控室に集まり、試験の順番が来たら検査室に入って一人ずつ試験を受ける形です。
内容は各学年で異なり、1年生はコールユーブンゲンの中から3曲指定されていたものを暗唱、2年生は1曲指定されていたものの暗唱と当日指定で1曲視唱、3年生は当日指定で2曲視唱でした。
1年生と2年生は暗唱があるため、試験時間の直前の休み時間では、廊下で歌声がそこかしこから聞こえてきて、頑張って覚えて練習していてる様子が伝わってきましたし、控室では黙々と楽譜を覚えている真剣さが伝わってきました。
明日から中間考査期間に入ります。明日も視唱試験があり、今度は全くの新譜の初見視唱に取り組みます。本校の視唱試験は、大学入試の視唱と比較しても難しいと言われています。音楽をやっていく上でそれだけ重要だと考えているためで、これまで取り組んできた成果をしっかりと発揮してほしいと思います。