すべては君の「知りたい」からはじまる
普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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本日28日(水)、姉妹校である国立台湾師範大学附属高級中学(以下、師大附中)から44名の生徒のみなさんと、6名の先生方をお迎えしました。
師大附中の皆さんとは、一昨年5月に来校されて学校交流がスタートし、昨年3月には宿泊研修台湾コースに参加した本校現2年生が、師大附中を訪問させていただいた際に、姉妹校提携を結びました。
14時頃に到着されたみなさんを、まずはアトリウムでお迎えしました。休み時間を長く確保し、全校生徒が各階から顔を出し見守る中、有志生徒による英語でのウェルカムスピーチや、今週26日(月)まで台湾での模擬国連に参加していた生徒からのメッセージに加え、ジャグリングの披露などで歓迎の気持ちを伝えました。また、ピアノで校歌が演奏され、"This is our school anthem!"と紹介したのちに、全校生徒で校歌を歌った際には、台湾の生徒さんは興味津々の様子でスマートフォンを手に360°ぐるりと回り、堀川高校生の様子を撮影していました。それに対して、師大附中代表生徒の1名は、とても上手な日本語でスピーチされ、堀高生から「おぉ~~~」と感嘆の声が漏れていました。
オープニングセレモニー後は、2年生の探究基礎JUMPにおける、言語・文化、人文社会、国際文化、物理、化学、情報科学など9ゼミのゼミ長が先導し、各ゼミ5名前後をお迎えし、現在ゼミ活動で行っていることを紹介したり、一緒にコーディングを行ったり、探究内容を紹介したりしました。生徒さんを教室まで誘導する前にとても緊張しているゼミ長の姿や、専門的な探究内容を英語で伝えることに四苦八苦する生徒たちの姿から、国外の方々や堀川高校生以外の高校生との交流の重要性を改めて感じることができました。
ゼミでの学習後は、1年生も含めた有志の生徒41名による交流会を行いました。自己紹介やワードウルフでアイスブレイクしたあとは、日本でも台湾でも高校生が日常的に使うコンビニエンスストアについて、よく購入するものや変わった商品、人気の店舗などについて交流したり、「英語教育」について日台の違いを議論したり、非常に活発な交流を行っていました。
16:00には、最後のセレモニーにおいて、師大附中の生徒さんから合唱のパフォーマンスをいただきました。そのうちの一曲はなんと、「残酷な天使のテーゼ」。生徒からどよめきがあがり、手拍子も自然発生するなど、ご準備と日本へのリスペクトにただただ、感動をいただきました。
交流後、1年生に話を聞くと、「思ったより英語が話せた!台湾ではお茶に卵が入ったものが売られているらしい。聞き間違いかな?」「英語教育は、スペイン人の先生が英語を教えたり、週に4時間しかないけど全部を英語で授業したりして大変らしい」「参加してよかった!宿泊研修、台湾にしようかな」などと話してくれました。
師大附中の生徒の皆さん、校長先生はじめ先生方、本当にありがとうございました。次は、来年3月。本校生徒が訪問させていただく予定す。これからも、どうぞよろしくお願いいたします!!