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普通科・探究学科群(人間探究科・自然探究科)
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1月19日(水)午後、京都大学大学院情報学研究科の修士科目「情報通信技術のデザイン」の高校生向け発表会に、本校1年生「情報科学ゼミ」所属生徒9名が参加しました。
この「発表会」は、大学院生が、科目最後の「試験」として“情報通信技術がどのようにデザインされているか”をテーマに「できるだけ分かりやすく」高校生に向けてプレゼンテーションするという企画です。会場は京大吉田キャンパスで、西京高校の生徒と一緒に参加しました。
前半は、AIや自動化、無人化といった技術と、社会、経済、医療などのかかわりについての4つの発表ブースを4班に分かれた生徒が順にまわるという形でポスター発表が行われ、大学院生のみなさんが工夫を凝らした発表をしてくださいました。
後半は、高校生と大学院生が6班に分かれワークショップを行いました。「将来の学校生活ってどうなっている?」をテーマに意見を出し合い、まとまった内容について代表が発表し、考えを共有しました。
大学院生の中にひとり堀川高校の卒業生がおられ、終了後には先輩・後輩としての語らいの1コマもありました。
今回参加した生徒達の感想の一部を抜粋して紹介します。
「ポスター発表での説明の簡潔さや、ワークショップの際の高校生への配慮などから、やはり京大生はすごいなと感じた。ワークショップのディスカッションはすごく深いところまで考えられたので楽しかったし、またこういった機会があれば行きたいなと思った。」
「技術が役に立つようになるには性能などの技術の発達だけではなく、受容性やセキュリティなどの面も問題がないようにしなければならないと知り、科学技術を社会に活用していくイメージを持つことができた。さらに、受容性という点では、受け入れられにくいものを他のものと組み合わせて他の役割を持たせるようにすれば受け入れてもらえるようになるという新たな視点を得られた。」
京都大学の皆様、新型コロナウイルス感染防止に配慮しつつ、大変貴重な機会を提供して下さいまして本当にありがとうございました!